活動目的

医療訴訟では、本来危険を伴うものである医療行為について、その危険がどこまで許容できるか、またどのような安全管理が必要か等について、裁判所により最終的な判断が下されます。そして、その判断が正しいものであるために、法律家たちは医療に対する知識、理解を欠くことができません。そして医師たちにも、医療過誤など事故やミスに対してのリスクマネジメントが不可欠となっています。そうした問題意識に基づき、私たちMLSは、医師となる者、法律家になる者たちで協力しあい、将来の「医療と法律」を担っていくべく活動しています。


活動内容

○MLS主催の医療過誤訴訟判例の検討会
医師志望者と法曹志望者とは、互いに有する専門知識についてかなりの隔たりがあります。そこで、各自で選んだ判例を共に検討していくことで、互いに専門的な用語、概念、思考方法等につき理解を深めます。しかし、まだ現場に出ていない学生たちだけでは判例を正しく解釈したり、効果的な対策を考えていくことには当然限界があります。そこで、毎回水先案内人になっていただける医師や弁護士の先生方に講師としてお越しいただき、先生方からのヒントを頼りに討論を進めます。


○本部組織である「医療と法律研究協会」主催のディスカッション並びにシンポジウムへの参加
東京近郊の有名病院の院長先生、大学教授の先生方や、医療訴訟に詳しい弁護士の先生方で構成された「医療と法律研究協会」が行う医療安全委員会にオブザーバーとして参加することが可能です。医療と法律との関わりについての最先端の議論に参加させていただくことで、医療と法律に関する理解を深めていければと思います。 。

















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